麦草峠アタック2005(2)

茅野駅では、お初にお目にかかるTomo&Kazさんたちが既にスタンバイOK。小十郎さんが1時間遅れとのこと。輪行解除してコンビニ行って準備をしていると、雨がポツリポツリ。本日のコース変更がないかなぁ?とおのさんをこっそり見つめるものの、全然そんな雰囲気なし。あー、こりゃ腹くくるしかないなぁ。RAYさんから教えてもらったEpiに行きたいとお願いし、モチベーションを無理矢理上げる。
「小十郎さんが来たら、輪行解除を待たずに出発しましょう(笑)」とのことだったが、結局寄ってたかって輪行解除*1をし、10:15過ぎに6台の自転車に乗った8人で出発。
ダラーっとした上り坂が始まる。心の中では「♪Epi Epi♪」とつぶやきながらのスタート。1週間前からスピードメーターでの計測ができない*2ので、どれくらいのペースで走っているのか?どれくらいの距離を走ったのかが全く分からない状況。みんなのレポートを思い出しつつ走ることに。
Epiの途中で一度休憩。ここまでは問題なかったのだが、ここからが「しんどー」の始まり。ジタバタしつつも、Epiに到着。

おのさんが「昼食取れるかどうかわからないので、その分も買っておいてください」とのこと。やっぱり、例年よりペースが遅いんだろうなぁと思いながら、4つも*3パンを買ってしまった。
ゆっくりする間もなくスタート。すぐに別荘地に入る。雨に濡れた紅葉がきれい・・・と言いたい所だが、イマイチ余裕がない。
最後の補給ポイントと呼ばれる場所は、リニューアルしてて、お蕎麦屋さんとカフェと売店になっていた。ここで雨がちょっと強くなり後続が来るまでカフェの軒下に避難させてもらう。
さてさて、ここからがさらにしんどくなってきた。あまり軽いギアでクルクル回すと回す体力がなくなってくるし、かといって重たいギアを回すパワーもない、どちらを選んでも心拍数増大。おのさんと訓子さんは楽しく歌っている*4のだが、それに応える気力もなく、どんどん無口になり、目の前のアスファルトだけを見ながら走っていた。おのさんが、GPSやポスト標識を見ながら「今1xxxメートル」と教えてくれる。そういえば@nakさんちのレポートには、きちんとポストの写真があったなぁと思いながらも、カメラを出す気力はゼロ。
10分に1回のペースで休み、なんとかなんとか走る。ふと後ろを振り向くと、トライクに乗っているのはなんとまきさん。なんやかんやで冬季ゲートに到着。
例年では、ここから「アターック!!」らしいが、今年は静かにスタート。更にガスがひどくなる。先が見えないので、どこまで行ったら坂が終わるんだろう?と思ったりもしたが、今になって考えると、ずっと見晴らせる坂道もかなりしんどいだろうなぁ。「あとxxxメートル」と言われても、「まだxxxメートルもあるじゃん」とかなり悲観的に心の中で叫んでしまう。また、この頃から水がほとんどなくなる。喜びに変わったのは、なんと2000メートル到達地点*5。なんとか行けそう。
いきなり坂道が平坦に変わる。よし、来たか?前のタンデムが右折したので喜んで右折したら、そこは駐車場&トイレ。おのさんが「ゴールの麦草ヒュッテまではもう歩いていける距離」とのことで、あとひと踏ん張り。
つ、着いた。ヒュッテの入り口をガラガラと開けると、既に到着していたTomo&Kazさんと、別のツーリング隊のロードの方々に、「お疲れさまー」と声をかけられ、感激。暖かいきのこ汁がとっても美味しい。*6
本当の峠はこれからもうちょっと先なんだけどね。

*1:20分かかるところを10分弱で完成

*2:多分センサー側の電池切れ

*3:「カスタードとつぶあんのデニッシュ」「ハスカップのデニッシュ」「クリームチーズのデニッシュ」「ズッキーニののったパン」。

*4:アタックNo.1恋のマイアヒなどなど。アタックNo.1が途中で歌詞がわからなくなり、おのさんが訓子さんに先の歌詞を聞いていたのだが「知るわけないじゃない」と一蹴(笑)。教えてあげたかったけど、そこまで辿りつけなかったのさ。許しておくれ。

*5:遅すぎ

*6:ホントはココアも飲みたかった。