レース観戦[都道府県対抗ロード]

学生時代を謳歌した山口県、それもカルストロードをメインにしたロードレースがあり、ちょうど実家に帰るタイミングとあったので観戦に。家から1時間弱、近くて◎。青嶺高校って?と思ったら、前の美祢工業高校か。
このレースは、翌年の国体のプレ大会。国体ではカルストロードの周回が2周だが、今回は1周のみ、100キロちょっとのレースとなった。
国体なので、所属チームのジャージではなく、登録県のジャージ。肉眼で見たのは初めてで、集団を見てても「え?今の誰??」ってなってしまう。いずれにしても、今回見られる回数はスタートゴールとカルストロードの周回3回だけ。レース展開は全く分からず、時折入ってくるUStreamの情報だけを頼りにする。
さて、実業団などでおなじみの選手たち、誰が出ていたかというと、
マトリックスの山下選手(兵庫)。「モノトーンで見つけにくかったら、緑メットでチェックしてくださいね。」と言いながらも、カメラ向けると相変わらずのおどけた表情。
シマノの平塚選手(静岡)。ミカンとお茶のカラー。ちゃんとスポンサーボトルを手に持つところがなかなか。

ラバネロの小段選手(長崎)。就職活動も一段落ついたようで、加東からはもっとレースも出るとのこと。

最後尾でスタートを待っていたのは、山下選手とラバネロの栂尾選手(東京)。

その他、マトリックスのベテラン真鍋選手(香川)、マトリックスの若手小牧選手(大阪)、地元山口で、先日の全日本でも逃げを打ったシマノドリンキングの白石選手、昨年までNIPPOに所属していた村出選手(鳥取)、湘南ベルマーレの山根選手(島根)などが参戦。あとは高校生や大学生がほとんどで、これらの選手たちが核となってレースは進むだろうと予想。しかし、こんな雄大なカルストロードも選手には見えてないんだろうなぁ。

カルストロードの観戦場所は、カルストロード上り始めのチーム補給所付近。残念ながらここからはカルストロードの眺めは見られないが、かなり急な坂プラス補給所ということで、選手のスピードが落ちるので観戦には適した場所。
自衛隊も借り出すあたりが山口っぽい。

先頭集団は白石選手を先頭に、栂尾選手、平塚選手、小段選手など5名程度、すぐ後ろから追うのは真鍋選手。

主力選手にスプリンターはいないので、逃げ切り、もしくは少人数に絞りきってのスプリントゴールを目論む選手が多いと思われ、アップダウン区間ではかなりのアタック合戦が繰り広げられたよう。しかし、ラスト10キロあたりまで来ても集団のまま。ラストアタックで、名前をコールされていたのは、真鍋選手や白石選手。
最終的にはそのアタックも潰され、16名ほどのゴールスプリントとなり、優勝したのは鳥取の村出選手。

ゴールシーンうまく撮れず、残念。誰が勝ったか、気になっている選手たちがどこで入ってきたかもわからず…、あとで写真を見直して、ほとんどが集団で入ってきたことを知った。

周辺の道路規制とか、事前案内などなど、観戦者に対する課題もいくつか見受けられた。しかし、良いコースだし、来年に向けてブラッシュアップしてもらえることを期待したい。
そして、私自身は、ちゃんと観戦場所チェックしに試走してきますっ。