20070901 Team MIYATA 解散発表


3年前、Speed Proを買い、自転車に乗ることがものすごく楽しかったその時に、会社の同僚から「ジャパンカップ見に行かない?」と誘われた。自転車乗っている方が楽しいんだけど、まぁ一度行ってみるのもいいかなーと思い、初めて自転車ロードレースを見た。迫力には圧倒されたものの、どのチームがいいとか、どの選手がいいとか、そんなことを思うこともなく、単純に楽しかったーと帰途についた。
その後も同僚は頻繁にレースやイベントに誘ってくれた。栗村さんの解説するJ-Sportsのロードレースを見るようになった。そんなこんなで、レースそのものの魅力もおぼろげながらに分かるようになったり、チームや選手の名前を覚えたりできるようになった。

レース会場に足を運んでいるうちに、観客の方と顔見知りになったり、ミヤタスバルレーシングチームの栗村監督や選手の方々にちょっぴり声がかけられるようになった。選手も監督もスタッフも、観客との距離感がこんなに近いスポーツだなと実感し、ミヤタスバルレーシングチームを応援の中心に置いたのもこの頃から。やっとこさサポーターズクラブにも入会。

いろんな状況が分かってきて、自分から率先してレースに行くようになったのは、今年に入って。現地でお会いするサポーターの方々と一緒に応援やお話をしたり、選手に声をかけたりするのが楽しくなってきた。今年に入ってしばらくしてチーム名がTeam MIYATAに変更になった。チームのブログはもちろん、この春から始まったPodcastなどで監督や選手の声をもっとリアルに聞けるようになり、またチーム自体も、ベテランと若手がしっかり機能したいいチームワークが出てきて、チームコンセプトも形になってきて、応援したい気持ちに拍車がかかってきた。

そんな矢先、「チーム解散」の発表が。

どのチームも運営が大変なのは、少しは感じていたし、MIYATAも例外ではないと思っていた。でも、なぜ今年だったのか?来年の北京オリンピックに向けても、あと一歩、もっともっと強くていいチームになると思っていた矢先。

大好きなチームがなくなると知らされ、まず何が私にできるのか。残り少ないレース、できるだけ足を運ぼう。選手や監督・スタッフのため…?いや、本音は、チームを見たい・応援したいという自己満足。でも、そのことが選手や監督・スタッフに少しでも力を与えられるんだったら、それでいい。

どうしたらいいのか?まだ心の整理は何一つついていないけど、時間は刻々と過ぎていく。
自分自身が後悔しないように、残り4か月過ごしていきたい。


写真は、発表翌日のレース「経済産業大臣杯 第41回全日本実業団対抗 サイクルロードレース」(三重県熊野市)の表彰式のもの。
TEAM MIYATAは、一番の栄誉である個人総合優勝は逃したが、個人入賞3名(2位:中村選手、3位:増田選手、5位:山下選手)、団体優勝、スプリント賞3位(福田選手)、山岳賞(中村選手)と、好成績をあげた。チームエースの鈴木真理選手がアジア大会のため、欠場していたが、チーム一丸となって戦った結果。