奥多摩の鍾乳洞めぐり

東京では有名な日原鍾乳洞からスタート。
自転車こいで汗かいている身体には「ひやーっ」と声をあげるほど涼しい。(10℃だった。)大きな洞窟なんだけど、侵食した岩があるものの鍾乳洞はどこだろう?って感じ。
新洞と呼ばれるアップダウンの大きい部分で、やっと鍾乳洞を確認。途中、大広間のように大きな空間があり「ショッカーの秘密基地のよう・・・」とつぶやく者あり。言いえて妙。
第2弾は本日のメインイベント、大増鍾乳洞。
ここは、個人の方の庭にある洞。入る前に丁寧に鍾乳洞の話をしていただく。
侵食された岩自体を、鍾乳石と勘違いしている人が多いそう。これが鍾乳石ではないことは知っていたが、なぜこんな風に浸食されるかは、単に「水で削られた」位にしか思っていなかった。岩の石灰部分(ここは軟らかく削られやすい)が、水に溶け出すため、残った岩は石灰部分のなくなった比重の高い部分とのこと。なーるほど。持たせてもらうと確かに重い。
で、実際に入洞。
石灰分を含んだ水が岩にはじけ飛んで生成された、つぶつぶの鍾乳石の赤ちゃん(勝手に命名)、真っ白な鍾乳石、石筍、ストロー型のもの、どれも間近に見ることができ、大興奮。
洞内は全長40mと書かれていたが、2階建てになっているため、奥行きは20mくらいか。とにかく狭いが、キラキラ、ヌメヌメと輝く姿にうっとり。
もう少し見ていたかったなぁ。
多分・・・いや間違いなく、かあさんを連れてきたら、かなりの時間見入っているに違いない。「もう帰ろうよ」と私が言っても「もうちょっと」と動かないに違いない。だから、もし機会があれば是非行きましょうね。
隊長、帝王、皇帝、こんないいところを案内していただき、光栄です!